紙一枚勉強法のレビュー!大量記憶表を宅建の独学勉強で使ってみた感想

宅建
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試験勉強を始めたいけど、忙しくて時間が取れない…
独学で勉強したい。いい計画の立て方はないかな?
効率的な勉強法を知りたい!

そんな方におすすめしたいのが紙一枚勉強法です。

書籍「大量に覚えて絶対に忘れない紙一枚勉強法」を読んだ感想と
紙一枚勉強法で使用した大量記憶表について紹介します。

「大量に覚えて絶対忘れない 紙一枚勉強法」はどんな本?

資格合格を目指す社会人向けの勉強法について紹介した一冊です。

タイトルにある紙一枚勉強法のやり方はもちろん、
参考書の選び方や試験当日に持っていくものなどの資格試験に関して
知っておきたいトピックスが満載です。

著者の棚田先生は主に宅建の講義動画を配信するYouTuberですが、
他の資格にも応用のきく一生使えるノウハウがつまっています。

著者はどんな人?

著者の棚田健大郎さんは不動産コンサルタントとして活躍するかたわら
宅建の講義動画や不動産業界の話などを配信するYouTubeチャンネル
「棚田行政書士の不動産大学」を運営されている方です。

資格試験の講師の方って高学歴の方が多いですよね。
でも棚田先生の最終学歴は専門学校卒、専攻はゲームクリエイター科です。

もともと勉強は得意ではなかったとのことで、
勉強が苦手な人の心理をよく理解されています。

紙一枚勉強法とは?実際の大量記憶法も公開!

紙一枚勉強法とは紙に勉強した記録をつけていくことで
いつどこをやったかを可視化する勉強法です。

最初は短い間隔でやり、徐々に間隔をあけて定期的に思い出すことで
記憶を定着させていきます。

可視化することで勉強の進捗が把握しやすく、今日どこをやればいいか迷わなくなります。

この記録表が大量記憶表です。

もっと詳しいやり方を知りたい人は棚田先生のYouTube動画や書籍を読んでみてください!

宅建勉強で実際にやってみた

私の実際の大量記憶表がこちらです。

テキストはみんなが欲しかったシリーズを使用しています。

私の実際の大量記憶表です。
私の実際の大量記憶表です。

一番上の横列が間隔をあける日数です。

よーく見るとわかりますが全然計画通りに進んでいません…

特に6月は体調不良でほぼできていないためだいぶ空いてしまいました。
(黄色いマーカー引いてあるところで一旦ストップしています。)

紙一枚勉強法について本のレビューやYouTubeのコメント欄によく
「進めるうちに一日の量が増えてしんどくならないか」
「勉強できない日があり空いてしまった」
などの声がありますが
きっちりやろうとするからしんどくなってしまうのだと思います。

私は「間隔をあける日数は目安」と割り切って勉強を進めていきました。

あまり表にこだわり過ぎるとペースが崩れたときにモチベーションがものすごい下がります。

棚田先生もやったところの可視化が大事とおっしゃっていますので
自分のペースで繰り返し思い出す作業をやめないことが大切です。

大量記憶表のテンプレートは棚田先生のブログからダウンロードできますが、
自分のやりやすいようにカスタマイズしていくのがおすすめです。

私は1項目で問題数の多い単元はやるのが大変になってしまうので
複数に分けるようにしました。

たとえば1項目7問までと決めて8問以上ある項目は7問以下になるように分けます。

8問なら4問4問に、14問なら7問7問、15問なら5問5問5問、、
と分割しました。

勉強方法については別記事でまとめていますので良ければこちらもどうぞ!

本を読んでみた感想と紙一枚勉強法を使ってみて

紙一枚勉強法以外にも耳学の方法や時期別の勉強についてなど、
社会人の資格勉強について様々なテーマが書かれているので
取り入れたいと思う内容ばかりでした。

印象に残ったところ

特に私が印象に残ったのは
「モチベーションは上げるものではなく、「下げないもの」」という言葉です。

いつもモチベーションを上げるためにどうすればいいかと悩んでいたので
この言葉には目から鱗が落ちました。

また学習の進め方についてはテキストではなく問題集から、
と学生の時の勉強法とは真逆のことが書いてあります。

私も宅建より前に簿記を取得したのですが、
まずテキストを一周するやり方で進めてしまいました。

読んでいるだけだと特に最初は全く知識がないから文字だけ追っている感じになって
頭に入ってこないんですよね…

時間をかけてテキストを読んでから問題集に取り掛かりましたが
問題を解くことで覚えることの方が多かったので
さっさと問題集に着手すればよかったと後悔しました。

宅建の勉強のときは問題集からやってみて短期間で合格できたので
効率よく学習できると身を持って実感しました。

紙一枚勉強法を使ってメリットに感じたところ

表があることで「今日はどこをやろうか?」と悩まなくて済むので
即勉強できるのがよかったです!

テキストをパラパラしながら
昨日どこやったっけ…先に進むか復習するか悩むな…」

と思っているうちに時間が過ぎてやる気がなくなってきて
「今日はいいか…」とパタンと閉じる…
ということがあるので、紙一枚勉強法は私にあっていたと思います。

意外と勉強って始める前が一番億劫ではないですか?

でも表があれば後は淡々とこなすだけなので勉強のハードルが下がります。

そして可視化されていることで「これだけやった」と自信にもつながりました。

紙一枚勉強法はこんな人におすすめ

学生の時は勉強が本業なので集中して学習ができる環境がありますが、
社会人はそうもいかないですよね。

紙一枚勉強法は時間のない社会人にとって効率的な勉強法のノウハウが詰まった一冊です。

学生の時と同じようなやり方で無計画に勉強するのでは非効率です。

宅建以外の資格取得にも役立つので
時間の無駄になるような勉強法はしたくない!

という人はぜひ手に取ってください。

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