妊娠中に宅建受験する人必見!妊婦で配慮希望の受験申込みをした体験談

宅建
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子供が生まれる前に宅建を取りたい!

子育てしながらの勉強は時間の確保も難しいので
こう思って受験する方もいると思います。

私は2023年10月、妊娠7か月の時に宅建を受験しています。


つわり真っただ中だった妊娠4か月の時に受験申込みをしたやりとりや
当日の座席の様子などを記事にしました。

関係のない方の方が大半と思いますが、私の体験談が役に立つ人がいるかも!?
という思いで書きましたので気になる方は最後まで読んでいただければ幸いです。

申込み~試験当日までのレポート

宅建の申込みは例年7月1日からです。

私は申込み開始してすぐの7月3日に受験申し込みをしました。

もっと後に申し込むつもりでしたが、つわりで会社を休んだ日に
少し体調がおちついて「今日やってしまおう!」と思い立ち、勢いで申し込みました。

早めに申込みして覚悟ができたので早めに申込みすることをおすすめします!

申し込み前の電話

インターネット申込みをしようと居住地の県の宅建協会のホームページを見ると
「障害などで配慮を希望される方へ」
という記載があるのを発見。

妊婦も対象になるかなと思い、ネット検索したところ措置を受けている人がヒット。

ホームページの案内に「申し込み前にお電話にてお問合せください」
とあったので、県の宅建協会に電話をかけました。

申込み開始して日も浅いのでつながるかな…
と不安でしたがすぐに応答がありました。

私

宅建の申込みをしたいのですが、妊婦なので配慮をお願いしたいです。

協会の人
協会の人

かしこまりました。

今このお電話で希望をお伺いします。

こちらで受験申込み確認ができましたら、後日お電話をしますので

ご相談の上会場を決定いたします。

座席や会場の希望をお聞きしてもよろしいですか?

試験日に妊娠何か月になりますか?

私

会場は自宅から近いところをお願いしたいです。

おなかが大きくなっていると思うので、椅子と机が独立しているもので
自分で間隔が調整できる座席がいいです。

(大学によくある、椅子が床や机にくっついて移動できないものだと
調整できなくていやだなと思ったので)

あとは、出入り口に近いところがいいです。

(妊娠中でトイレが気になるのと、歩き回りたくないため)

試験日は7か月になると思います。

協会の人
協会の人

わかりました。

受験申込みの際、入力欄に「障がいなどがある方」という項目があります。

そこを「あり」にして、
下の配慮の内容を記入する欄に

今お話しいただいた内容を改めて記入してください。

あとは名前と電話番号を聞かれて電話を切りました。

申込み後の電話

指示の通りにインターネット申込みを完了させました。

入力画面のスクリーンショットです。

申込み画面のスクリーンショット

数日後に協会から電話がかかってきました。

協会の人
協会の人

先日はありがとうございます。

申込みの確認ができました。

自宅から近い会場希望とのことでしたが
当日は電車で来られますか?車で来られますか?

ご案内できそうなのがA大学とB大学でして、
A大学は駐車スペースがないので電車できていただくことになるのですが
駅から徒歩圏内になります。

B大学は最寄り駅からは遠いのですが、駐車スペースがあるので
車で来ていただくことが可能です。

私

A大学でお願いしたいです。

(試験って公共交通機関で行くものじゃないの!?
特別に許可してもらえるってことなのかな?と思いつつ、
B大学の方が遠いのでA大学にしました。)

協会の人
協会の人

A大学ですね。

試験に使う教室は地上階ではないですが、エスカレーターで行けますし
机と椅子も独立しているものになります。

8月下旬に会場通知を送付しますのでご確認ください。

確認のために協会のメールアドレス宛に母子手帳の画像を送っていただけないでしょうか。

私

わかりました。

よろしくお願いいたします。

メールで母子手帳の画像を送り、確認できましたとすぐに返信があり手続きが完了しました。

8月の終わりくらいに会場通知のはがきが届きA大学と記載がありました。

会場の記載だけで措置の内容などは書かれていなかったので
他の受験者と変わらない内容だと思います。

※2024年度試験よりはがきによる会場通知は廃止されています!
ネット上のマイページか電話の問い合わせで確認する方法に変更になります。

当日の流れと座席の様子

試験当日は雨で10月としては気温が低めでした。

宅建試験のある10月は肌寒くなる日も増える時期ですので
妊婦でなくとも体調には気を付けてください。

会場が寒くて試験で全力を出し切れなかった…
なんてことにならないためにも、温度調整できる服装がいいと思います。

会場には一時間前くらいにつきました。

他の受験者と同じ教室で、入口側の一番前の座席に自分の受験番号があるのを確認。

座席に座りテキストや筆記用具を出していると、試験監督の男性が近づいてきて
「妊婦さんですか?気分が悪くなったりしたら遠慮なく言ってくださいね。」
と声をかけられました。

男性は座席表のようなものを持っていて、私の席に赤字で妊婦と書かれているのが見え
きちんと共有されているのが分かって安心しました。

ちなみに座席は3人掛けの机に二人ずつ、両端にそれぞれ一人座るような配置でしたが
私の席は私一人しか割り振られていませんでした。

隣の人の貧乏ゆすりや消しゴムかけるときの振動とかがめちゃめちゃ気になるタイプなので
とてもありがたかったです!

試験中は心配していたお腹の張りなどもなく無事に終えることができました。

試験終了後は他の受験者と同様一斉に解散の指示があったので
電車が混むといやなのでしばらく動かず、一番最後に教室を後にしました。

配慮の希望をしてよかった事

一番よかったと思ったのは事前に会場のことが知れたことです。
エスカレーターで教室まで行けるなどの情報を電話で教えてもらえたのは安心できました。

試験当日はただでさえ緊張でいっぱいいっぱいなのに
知らない場所で勉強の成果を発揮しなければならないのは妊婦でなくとも大変です。

どういう会場なのかをある程度知れたのは他の受験者より有利に働いたと思います。

受験する都道府県によっては申込時に会場を選択することができますが
私の県では受験者は会場を選択できず協会側で指定してくる方式でした。

ですが配慮の希望をすることで会場を選ぶことができたので大変ありがたかったです。

これは私だけだと思いますが…

私は入口側の一番前の席だったので受験者が出入りするところから一番近い場所でした。

受験前に「雰囲気に吞まれるな、雰囲気を作る側になれ!」
とアドバイスを知人からもらったのを思い出し

みんな頭良さそうに見えるけど、ほかの人からすると自分もそういう風に見えるかもしれない。
と考えて付箋だらけのテキストを見えるように全部机に出しておきました(笑)

妊娠中に勉強と受験をした感想

体調が悪くて勉強が思うように進まない日もたくさんあり大変でした。

でも今年合格したい!という思いで時間を見つけて勉強し
合格を勝ち取れたことは自信につながったと思います。

試験の一週間前に妊婦検診の血液検査で再検査になり、
受験できるのかなと不安になりながらも産婦人科の待合室でテキストを読みまくっていたのは
今となってはいい思い出です。

また母の自己満足ですが、辛かったけどこの子といつも一緒に頑張った!という絆ができました。

試験直前に用紙類がすべて配布されて監督が開始の合図をかけるまでの空白の数分間…
ヒマですよね。

記憶が抜けるから早く開始してくれー!とどの試験でもいつも思うのですが
宅建の試験ではお腹をさすって「ありがとうね。あと2時間だけ一緒に頑張ろうね。」
と心の中で話しかけて過ごすことができて、緊張も解けました。

最後に

妊婦の受験という需要の少ない話ですが
宅建は主婦層も受験者が多い試験なので、私の体験が少しでも役立てばと思い書きました。

受験する都道府県や会場によっても違いはあると思いますが
できる限り対応してくれる印象だったので対象の方は是非問い合わせてみてください。

妊娠を機に仕事を辞めた人でも宅建を取得できれば再就職で有利に働く可能性があるので
妊娠で受験を迷っている方の背中を押せれば嬉しいです。

ただし、くれぐれも体調優先で!

あなたの頑張りを応援しています!

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