宅建に挑戦してみたい!でも…
・独学でも合格できる?
・勉強が苦手。学生以来まったく勉強していないんだけど…
・仕事、家事、育児で忙しいから勉強なんて無理…
・不動産業界未経験なんだけど…
→大丈夫!勉強が苦手でも、忙しくても合格できます!
ただしやみくもに勉強しても合格はできません。
社会人や主婦は学生の時とは違って勉強以外にもやることが多いですよね。
社会人にあった勉強法をしないと合格は厳しいです。
この記事では私が宅建に一発合格した時の実際にやった勉強方法を紹介するので
ぜひ参考にしてください!
勉強スケジュール・勉強時間
まず私について紹介しますね。
大卒ですが、いわゆるFラン大学なので頭はそんなに良くないです。
勤務先はマンション管理会社勤務のため
不動産業界で働いているものの売買や賃貸のことは全く分かりません。
知識量は業界未経験の方とそんなに変わらないと思います。
マンションの法律である区分所有法の問題だけは初見でも何となく理解できました。
でも区分所有法は宅建の試験では50問中1問しか出ません。
勉強を始めたときの私の状態はこんな感じでした。
次に実際の時系列を紹介します。
私の勉強スケジュール
1月~4月
youtubeの動画(棚田行政書士の不動産大学)を家事育児中に聞き流しする
5月
本格的に勉強スタート(宅建業法から)
職場復帰→すぐ妊娠発覚
6月
つわりでほとんど勉強できず
7月
勉強再開(宅建業法の続きから)
8月
法令制限、権利関係と進む
9月
権利関係が終わる。
LECの0円模試に挑戦して29点。絶望する。
宅建業法が思ったより取れていなかったので間違えた分野を集中してやるように。
10月
模試→間違えた分野をやる、を繰り返す。
本格的に勉強を始めたのは5月から始めたので遅い方です。
そしてつわりで5月後半~6月中は勉強どころではなかったので実質7月から開始でした。
それでも一発合格できたのは効率的に勉強ができたからだと思います。
勉強時間について
独学に必要な勉強時間は平均300時間と言われていますが、
個人の既に持っている知識や勉強方法にもよると思います。
また「500時間勉強したから絶対に大丈夫!」というものでもないですし
「200時間しか確保できない…」とあきらめる必要もないので
勉強時間に縛られない方がいいです。
勉強時間を気にするより効率的な勉強方法を考えて
進めていくことをおすすめします!
使用したテキストなど
主に勉強に使ったものは市販のテキスト、問題集のみです。
テキストを読んでもわからないことはYouTubeで調べて理解するようにしました。
使用したテキストについて
TACのみんなが欲しかったシリーズを使用しました。
選んだ理由は書店で色々見比べて一番しっくりきたからです。
簿記の時のテキストもTACだったので、なじみ深さを感じたのかもしれません。
今はどのテキストも合格に必要な情報は網羅されているので
自分の良いと思ったものを選んで大丈夫です。
宅建にはLECのトリセツシリーズや出る順など色々なテキストが出ていているので、
選ぶ際は書店に足を運んで実際に手に取ってみましょう!
活用したYouTubeチャンネル
今はYouTubeでも分かりやすい講義動画がたくさんあります。
宅建はいろいろな方が動画を配信しているので
自分に合った動画を探してこの人!と決めたら
基本的にその人のチャンネルを中心に見るようにした方がいいと思います。
「推し」の先生を探してみてください!
私の推しは棚田行政書士の不動産大学です。
このチャンネルと出会わなければ合格はあり得ませんでした。
「一人の疑問がみんなの知識になる」と掲げているだけあって
視聴者さんからの疑問に答える形の動画が多いです。
疑問があったらとりあえず検索すれば解説動画がたいてい見つかります。
1本10分程度の動画が中心なので忙しくてもサクッと見れる手軽さが私には合っていました。
内容も不動産業界の実務のお話やクイズ形式などバラエティーに富んでいるので
堅苦しさがなく毎日飽きずに見れます。
勉強法やモチベーション維持について等の動画もありますよ。
毎日配信しているので(宅建直前期には2本配信していることも!)
動画が多くお目当ての動画が見つかりづらい…との声もありますが
再生リストで動画が分野別に整理されているので私はそこまで気になりませんでした。
独学勉強法について
①これから学習する分野の動画を見る
②過去問題集を解く
③わからないところをテキストで確認し問題集に書き込む
④直前期は予想問題集をやり間違えた分野は過去問題集やテキストに戻って重点的に復習
前述した棚田先生の動画でも問題集→テキストの順番をおすすめしており、参考にしました。
また棚田先生の著書である紙一枚勉強法を参考に問題集をやったら日付を入れるようにし
やった個所を可視化していきました。
私の場合、全範囲が一通り終わったのが9月初めと遅かったので
そこからは弱点を洗い出して徹底的に学びなおすということを意識して学習を進めました。
またどこを重視して学習するかも重要です。
特に権利関係は理解に時間がかかります。
まずは宅建業法を完璧にすると決め、重点的に勉強しました。
独学で試験勉強をした感想
しんどかったけど人生で一番本気で勉強した!という達成感がありました。
一番しんどいと思ったのは子育てとの両立です。
子供がなかなか寝てくれない子で、早く寝かしつけて勉強したいのにギャン泣き…
なんて日ばかりでイライラを子供にぶつけてしまうこともありました。
休日も一緒に過ごしたいのに旦那に見てもらい寂しい思いをさせてしまう罪悪感をずっと引きずりながら勉強していました。
体調面も心配なことだらけ。
妊娠発覚後つわりで学習計画が大幅にずれてものすごく焦りました。
つわりが治まってからも体調はすぐれない日々が続く中、勉強を継続するのは大変でした。
それでも勉強を続けた結果合格することができ自分に自信がつきました!
私は大学を推薦入試で決めてしまったので受験勉強はしていません。
宅建を取る前に簿記2級を取得済みですが、
簿記の勉強を始めた頃は無計画にだらだらとやって何度も落ちました。
そのため人生で初めて集中して短期間で勉強に向き合えた期間でした。
簿記に受かった時は無駄に期間を長くかけていたため
「あ~やっと終わった…」という開放感がありましたが
宅建の時は合格がわかった瞬間しばらく泣いてました。
それだけ真剣に取り組んでしんどかったんだなと気づきました。
まとめ
私のように妊娠中に勉強して試験に挑むという人はそこまで多くないと思います。
でも仕事や育児…中々勉強ができない忙しい中でも合格する人はたくさんいます。
というか計画通りに進む人なんかいません。
思うように勉強できなくてもやり方と絶対合格するという気持ち次第で合格できます。
もう間に合わない!無理だ!と思ったときは私のような人もいることを思い出してもらって
もうちょっとだけ踏ん張ってほしいです。
最後まであきらめないで。
頑張るあなたを応援しています!